私事ですが結婚しました!
前回は籍を入れる前のSFCカード発行の話でしたが、今回は籍を入れた後の手続きのお話です。
今回結婚して姓が変わったため関係各所に改姓の手続きをしたのですが、めちゃ多い&抜け漏れが起きがち&手続きの順番を誰も教えてくれないのでまとめてみました!
陸マイラー故の苦労もあるので、陸マイラーの方はぜひ参考にしてみてください!
生活上必要な手続
まずは姓が変わってすぐ必要な手続きをご紹介します。
免許証・マイナンバーカード
この後の手続きの身分証明をするためにも、免許証やマイナンバーカードの書き換えをしましょう。
特に事情がなければ旧姓併記をしておくと便利です。
どちらの手続きもまずは新しい戸籍謄本を持って役所にいきます。
マイナンバーカードはその場で書き換え(すでに持っているカードの書き換え、その場で新規発行はできません)、免許証の場合は新しい姓の書かれた住民票を発行します。住民票にはマイナンバーの表記は不要ですが、本籍地を載せて発行してもらうとよいでしょう。
免許の書き換えのためには、住民票を持って警察署に行きます。警察署で氏名の変更手続きができます。住民票に記載があれば、一緒に旧姓の併記と本籍地の変更ができます。
銀行
次に大事なのが銀行です。お給料の振り込みやクレジットカードの支払など日々のお金の動きに直結するので、早めに変更しておくのをお勧めします。
また窓口が平日の午後3時までのため、変更できるタイミングが限られます。
住民票の発行、免許証の書き換え、銀行の名義変更の3つは平日にしかできないため、有給をとって1日で終わらせたい人は計画的に進めていく必要があります。
銀行で名義変更するためには、以下が必須となります。
- 通帳
- キャッシュカード
- 本人確認書類
- 印鑑(新・旧姓両方)
新しい姓の印鑑はここで初めて使う人が多いと思います。私も銀行に行く道中の文房具屋で買いました。よくある苗字なら購入も簡単ですが、珍しい苗字だとありものを購入できず受注生産になることもあります。忘れず用意しましょう。
また銀行の窓口は並んでいる人が多いこともあり結構待ちます。予約制をとっている銀行もあるので、効率よく手続きしていくためにも予約して行きましょう。
また、株をお持ちの方は株の口座の名義変更が必要です。こちらは書面を郵送するところがメジャーです。
仕事先への届出
お仕事をされている場合は、仕事先への届出も忘れずに行いましょう。
私の会社は
- 改姓の届出
- 給与口座の変更届
- 健康保険の氏名変更
の3つの申請が必要でした。
旅行に必要な手続き
ここからは陸マイラー必須の旅行に必要なものの手続きを紹介します。
パスポート
パスポートは有効期限によって申請方法が2つあります。
- 有効期限を更新(5あるいは10年)し、新たに発給申請する(16,000円)
- 有効期限は更新せず、残存期間が同じである「記載事項変更旅券」を発行する(6,000円)
私は残りの有効期間が少ないので、新たに発給申請する予定です。
海外旅行の予定が立ったら、それに合わせて申請しようと考えています(いつになることやら…)。
SFC(ANAマイレージクラブ)
ANAマイレージクラブも変更の申請が必要です。WEBで申請できます。
なおANAカード(クレカ)はクレジットカード会社へ申請します(後述)。
ちなみにSFCの会員証は新しいものは来ません… アプリでは最新情報が反映されるのでそちらを提示してくださいとのことです。
アプリには1週間足らずで反映されていました。
なおパートナーにSFC家族カードを発行するときのレポートはこちら↓
陸マイラーならたくさん持っている?クレジットカードの名義変更
クレジットカードの名義変更もしないといけませんね。なぜか陸マイラーはクレジットカードの保有枚数が多いです。なぜか。
クレジットカードの名義変更は発行するカード会社ごとの申し込みになります。
持っているカードの枚数が多くても、カード会社が一緒であれば1回にまとめられることもありますよ。
カード会社別に申し込み方法をご紹介します。
三井住友カード
三井住友カードはWEBで申し込みが完結します。申し込むと2週間ほどで新しい名義のカードが送られてきます。
セゾン
セゾンもWEBの申し込みで完結します。
JCB
JCBも基本的にはWEBで完結するのですが、ソラチカカードだけ書面での申請が必要でした。
インフラ系
公共料金なども名義変更が必要です。
- 電気
- ガス
- 水道
- 携帯電話
自由化されている電気・ガスで新電力に乗り換えている場合は、乗り換え先の会社へ連絡しましょう。
水道や電気ガスを乗り換えていない人は、各地域の電力会社などのインフラを提供している会社に届出ます。
ほぼ電話での手続きになるようです。日中に手続きする時間が必要ですね。
また携帯電話は店舗での手続きが可能なほか、ネットで申し込み書類の送付を申請することもできるようです。
ただし、楽天モバイルは自分で書式を印刷して自己負担で書面を送る方法でした…
ホテル関係は予約の紐付けが外れる場合も
ホテル関係も名前の修正が必要です。
IHGでは会員ページから申請し、後日本人確認書類の写しをメールします。
名義変更前にANAIHGサイトで宿泊したんですが、IHGの会員名と予約名が違ったため実績やポイントがついていませんでした。ANAIHGサイトに会員番号を登録しているから紐づかれるんだろうと思っていたのですが、そうとはならないようです。
宿泊実績やポイントを気にされるかたは漏れがないか確かめてみてください。
(私はステータスマッチのため、宿泊実績を紐付けました)
ヒルトンオナーズも同様に、会員サイトのプロフィール申請から直せます。
申請フォームに本人確認書類の画像が上がらずあせったのですが、チャットで相談したらメールアドレスを教えてくれたため、メールに資料添付で申請することができました。
ホテル関係はシステムがしっかりしているためあまりストレスなく申請できたのですが
ヒルトンプレミアムクラブジャパンだけはオンラインの対応がよくなかったです。
まずオンライン窓口がなく平日日中帯の電話のみ。電話で相談したところメールアドレスを口頭で教えてもらい、そのメールアドレスに資料を添付するとのこと。
申請自体は特に問題なく終わったのですが、手続き終了の連絡が電話できたり、とにかく効率悪くオンラインへの移行ができていないと感じました。
手続きの順番は?
結構手続きが多く、しかも別の手続きを終えないとできない手続きがあったりして、改正による名義変更はかなり複雑です。
以下の順番で名義変更をすればスムーズに行うことができると思います。
- 各種身分証(免許証、マイナンバーカードなど)
- 銀行口座
- クレジットカード
- 公共料金
実際に手続きしてみた感想
陸マイラーは何かと名前を登録しているサービスが多いので、普通の人より手続きしなければいけないことが多く、疲れました…
WEBでできるものもあるのですが、紙の手続きが多いです。送られてきた封筒の数はこんなにもなりました。
住所変更はWEBでできるのに、氏名変更は紙なんですよね。
確かに住所変更より頻度としては少ないのでシステム対応しないという理屈はわかるのですが、毎年何万人も改姓する人はいるわけなのでシステム対応してほしいところです。
以上、陸マイラーの改姓手続きがとても大変だったレポートでした。