先日の伊勢旅行で赤福の朔日餅をいただいたのでレポートします。その珍しさから購入には3時間待ちになるほどの人気なんです。3時間またずに朔日餅をいただける方法もご紹介します。
赤福の朔日餅とは
赤福のお膝元、伊勢では朔日に伊勢神宮にお参りするという朔日詣でという風習があります。
伊勢神宮の参道であるおかげ横丁では、この朔日詣でにあわせて夜明け前からお店を開けて参拝客を出迎えます。お店によってメニューは様々ですが、赤福は朔日餅を提供しています。
赤福の朔日餅は毎月変わり、季節を感じるメニューを用意しています。
なお、私が訪問した9/1は萩の餅、おはぎを販売していました。
赤福本店のアクセス
赤福本店は伊勢神宮の参道、おかげ横丁との交差するところにあります。公共交通機関だと五十鈴川駅が最寄りです。早朝の移動については別エントリでまとめたいと思います。
→まとめました。こちら↓からどうぞ
朔日餅の購入方法
朔日餅はその人気から、整理券での販売になっています。整理券の配布方法は以下です。(赤福ホームページより引用)
前日 午後5時から
「列整理券」の配布
混雑緩和のため、「列整理券(列を整理させていただくための券)」を順に配布いたします。
当日 午前4時30分
お並び
係員の誘導に従い、「列整理券」の番号順にお並びください。「列整理券」をお持ちでない方は最後尾にお並びください。
当日 午前4時45分
販売開始
お並び順に販売をいたします。お一人様に対し、販売数量の制限はございませんので、必要数をお申し出ください。なお、商品がなくなり次第、販売終了させていただきます。
なんと前日に並んで整理券をもらった上に、当日も並ぶ必要があり、計2回大行列に並ぶことになるのです。
通常の購入は大行列
ここからは朔日当日のレポートをしていきます。
私が始発電車を利用して赤福本店に到着したのは朝5:50でした。早朝とは思えない人だかりです。
朔日餅を求める人はお店横の橋に沿って並んでいます。購入希望の列は橋をゆうに越え、川の向こう側にずっと列ができていました。みなさん朝4時から並んでいる猛者ばかりです。
9月の朔日餅は萩の餅。いわゆるおはぎです。
待たずに食べるにはイートイン!
購入には朝4時から並ぶ必要がありますが、実は20分で朔日餅をいただける方法があります。それはイートインです。イートインも列ができているので、看板を掲げている店員さんを頼りに並びます。とても回転が早く、10分ほどで会計まで進みます。
並んでいる道中に見つけたもの。見本がショーケースに飾ってありました。きれいな包装紙で包まれています。
店内には昔から使っているかまどが。お茶に使うお湯は今でもこのかまどから注いでいます。
店内には朔日餅のお品書きが掲げられています。こちらも今日だけの特別なお品書きです。
左は箱入りの朔日餅のお会計場です。イートインは右の食券売り場で食券を求めます。イートインの朔日餅はお茶付きで210円です。会計を済ませて食券をもらい、お座敷に上がります。
お座敷からは五十鈴川を臨むお庭を楽しめます。お座敷も大混雑しているため、なんとか一人分の席を探して座ります。
10分ほどでお目当ての萩の餅がやってきました!お盆には茶碗のお茶と、2つのおはぎが乗っています。周りを見ると一人で2人前頼んでいる人もいましたが、控えめな量なので2人前も食べられそうです。
それではいただきます!
萩の餅、思ったより小ぶりです。お上品なつぶあんと粒が立ったもち米がよく合っておいしいです!ここまで結構歩いてきてお腹が空いていたこともありすぐ食べてしまいました。
お茶はなんとしそ茶でした。こちらもあんこに合い、口の中がさっぱりしますね。
帰りには井戸も見つけました。
並ばないで買えるお土産もあります
朔日餅を待たずにいただくにはイートインがおすすめですが、全く並ばずにお土産を手に入れたい場合はこんな方法もあります。朔日餅グッズを購入するのです。
各月ごとにデザインが変わる朔日餅の包装紙を、マグネットにしたオリジナルグッズが売られています。お値段は税込み250円です。当月以外のデザインも購入できるので、気に入ったデザインで選ぶのも面白いかもしれません。
以上、赤福の朔日餅のレポートでした。1日に伊勢に伺う予定があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
訪問日 2019/9/1